人の心が読める?「エンパス」

私は占い師の仕事もしています。

常々、占いはエンターテインメントで心理学とは違うと言い続けています。

占いを妄信するのは、依存させてしまったり

そもそも、考える力を奪ってしまうことがあるからです。


考える力を奪ってしまうと、生活する中で不安なことやトラブルが起きると

占い師に占いをしてもらって、「先生が言うならそうなんだろう」と一時の安心を

得ることが出来たり、次同じトラブルが起きた時の対処法がまた占い師に聞くこと

となるわけです。

トラブルを自ら考え良くも悪くも対処する

そんな当たり前の力が失われるのです。

それは、良くも悪くもと前途しましたが

トラブルを解決したという成功体験

トラブルを解決できなかった時、修正して挑戦する

人生そんなことの繰り返しなはずなのに、占い師に聞くことを問題解決としていると

いつまでも同じことでトラブルを起こし、成功体験を得られなくなり

「自信がない」「自己肯定感が持てない」「私はダメな人間だ」と落ち込んでいきます。


人間はなるべく怠けたい生き物です。

誰しもがなるべく楽をして幸せに生きていきたいのです。

ですが、そうとも行きませんよね。

皆さん、頑張って仕事をし学校へ行き、育児をし介護をし・・・など

何かしら「無ければいいのに」と言うことを頑張っておられます。

それは、物理的なものですが心理的にも必要なことなのです。


ところで、エンパスと言うものを皆さんご存じでしょうか?

エンパスとは簡単に言えば「共感能力が長けている」ことです。

共感能力が長けていると言うのは、人の心の中を通常の人間より敏感に相手になったかのように

相手の気持ちを読み取るのがエンパスだそうです。

相手が病気になれば病気になってしまうこともあるそうです。

エンパスで「こう思っているだろう」ことを

ずばり!当てられるということです笑


HSP(wikiで詳しく知りたい方はどうぞ)のひとつにエンパスがあるそうです。

日本人にはなんと5人に1人がエンパスと言われており、占い師・カウンセラー・保育士・

医療従事者は多いとのこと。

共感能力が無ければ、出来ない仕事ですよね。

そして、エンパスとHSPの違いは

エンパスはスピリチュアルが入るのが大きな要素とのことで、オーラや守護霊なのが

実はエンパスだと言えるのです。




先日占い師でめちゃくちゃ現実的な方にお会いしたのですが、

「占い師は自分が上手くいかない事が多かった人しか見たことがない」

とおっしゃっていました。

私も含み、周りの占い師を見ていて私自身もそう思っていました。

私が心理の世界に足を踏みしめたのはそこが理由です。

冒頭申し上げました通り、自分のトラブルは人に何とかしてもらうものではないけれど

人それぞれ「そうなってしまう理由」があると思いますし

そうなってしまうには、そもそも「違う何か」があっての事なのではないかと。

そこを自分で知ることをしない限り、悪循環なのではないかと考えたからです。


私自身、もう何十年も前の中学時代になりますが

おまじないとか魔法とかが大好きでした。

それは、人と会話をすることが出来なく(保育園は登園拒否児)、好きな人と話すこともできない

虐めには会うことから、おまじないや魔法が何とかしてくれないか・・・と思っていたからです。


実際のところ、何ともしてくれませんでした笑

結構深刻に人と話せない学生時代で

「間違えたことを言ってはいけない」と思っていました。

それは今は友好な関係の親ですが、当時はかなり厳しく叱られ家に入れてもらえないなど

今でいうところの毒親要素満載だった事が理由です。

(それを今は心理学を学び、親のせいとは思えなくなった)


話を戻しまして、その流れで付録にタロットカードが入っており

口を開かなくても相手の気持ちが分かるタロットカードは魅力的でしたし、

先ほど述べましたように親との関係性の中で「共感力」は

親の顔色を見ると言うことで磨かれ、エンパスも立派に育ち笑

占い師になって行ったと思います。

ですので、虐めや親のことで盛大に傷がついていた私も

先ほどの方が言っていた

「占い師は自分が上手くいかない事が多かった人しか見たことがない」

は、もれなくなわけです。


自分はエンパスで本当に悩んで足を運んでくる方に、所謂「寄り添い」はしたくないし、

その人が現実的に「幸せ」になるお手伝いをすることが仕事です。

結局「その人が幸せ」になれば良いことなので、占いだけでは難しいと考えています。


同じ悩みを繰り返す方は、それは自分の問題であることを相手の問題にするという

「回避」をしている問題があるかもしれないし、

依存(復縁など)問題には「愛着障害」も絡んでいることが多い。


様々な案件を見てきて(年間700~800名程度を25年ほど)、

自分を知ること

自分で考えること

(カウンセラーが手伝いながら)

をされた方は、


「悩んでいたころより随分ましになった」

「楽になった」

「自分なりの幸せを見つけた」

「こんな私でもいいじゃないか」


これは一例ですが、悪循環から抜け出せた方が大勢いらっしゃいます。

悪循環から完璧に抜け出すのがOKではありません。(0か100かはNO!)

悪循環に陥ったら、上記の成功体験があるので

「やり直そう!」と自分でも占い師に聞かなくてもできる!と自信が持てるようになるのです。


エンパスで当たる当たらないはナンセンス。

自分の人生は自分のもの。

自分が主役で生きるために、大事な人生を誰かの言いなりになって

幸せになれると思いますか?


カウンセラー沢井







POLIE

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